医学部支援基金の概要

医学部及び附属病院の学生、研究者、医療従事者に優れた教育・研究・医療環境を提供し、医学医療の進歩に資することを目的に以下の事業に有効に活用させていただきます。

①医療人育成のための環境整備
・奨学支援、奨学金制度の設立 ・海外派遣、研修、留学支援等 ・図書購入資金、学習資料の整備等 ・施設整備、実習実験機器の充実

②医学研究の支援
・学部内競争的資金制度の設立と支援 ・基礎研究の支援等(学生対象事業「医科学研究」の支援等) ・臨床研究センターの体制強化等

③先端医療の推進
・先進医療の開発支援等 ・医療機器の新規導入及び更新等支援 ・新たな手術手技修得支援等 ・産学連携による医療機器開発等支援

医学部支援基金パンフレット

活用事例

ICT学習室

・ICT学習室の整備
2019年度に学生教育環境整備事業の一環として、パソコンやタブレット等の各種情報機器を利用者(学内者限定)が持ち込んで学習や研究に利用できるよう、全22席に電源や通信環境が完備されたICT学習室を図書館医学部分館に整備・開設しました。

・重信地区研究機器整備
2021年度に研究機器整備事業として、重信地区に動物実験用マイクロCT、液体クロマトグラフ質量分析計、ガスクロマトグラフ質量分析計等の研究機器を整備しました。
次年度以降も追加整備等を計画しています。

その他の活用事例

大連医科大学

・学生教育実習支援事業(予防接種経費、統一模試経費等)
・国際化推進支援事業(大連医科大学、高雄医科大学等との連携) 等

支援を受けた職員の声

山下研究科長

最新の分析機器を整備していただき、研究の幅が大きく広がりました。
次年度からの研究費申請に役立てたいと思います。
数年後には、整備していただいた機器を活用して、一流の研究成果を発信できるように努めます。

医学系研究科長 山下政克

医療支援寄付信託

三井住友信託銀行が令和3年4月に開始した「医療支援寄付信託」に愛媛大学も参画しています。本寄付信託は、寄付者が参加する大学の寄付テーマを参考に寄付先の大学へ信託として寄付できるスキームです。

本学は、「老化メカニズムの解明・制御による健康寿命の延伸プロフェクト」としてこのスキームに参画し、その成果を社会に還元していきますので、ご寄附の際は、本学の寄付テーマへご支援をお願いいたします。

◇愛媛大学医療支援寄付テーマパンフレット
◇三井住友信託銀行「医療支援寄付信託」特設ページ

医学部創立50周年記念事業

日浅WG長

医学部創立50周年記念事業の寄附は受付を終了しました。
令和5(2023)年12月31日をもちまして、寄附の受付を終了いたしました。本事業に対しまして、深いご理解とご協力を賜り誠にありがとうございました。
いただいたご厚志につきましては、「未来の愛媛大学医学部を発展させる次世代の若者育成強化事業」に活用させていただく所存です。

 

愛媛の医療に貢献し、愛媛から全国、そして世界に向けて、医療人の育成とともに、様々な医療および医学の発展に貢献してきた愛媛大学医学部は、令和5年に創立50周年を迎えることとなりました。このたび医学部創立50周年を記念した事業、式典、記念誌の発行を予定しており、本記念事業の成功を祈念した「50周年記念事業寄附」を立ち上げさせていただきました。ぜひ皆様のご支援、ご協力を賜りたく存じます。何卒よろしく御願い申し上げます。

愛媛大学医学部創立50周年記念事業寄附・募金WG長 日浅陽一