次世代人材育成基金の概要
次世代人材育成拠点は「地域における知の拠点」として、次世代人材の育成や地域の教育現場への支援など、多岐にわたる取組を実施しています。
「次世代人材育成基金」は、地域全体での次世代人材育成や、教育現場の支援を持続的に推進するための体制を構築することを目的に、有効に活用させていただきます。
活用事例
活用予定
①学生の地域活動支援
・地域の教育現場支援活動、メンター活動
・児童生徒との交流イベント
・スキルアップ研修
②児童生徒の研究活動支援
・実験器具及び材料費
・フィールドワーク実施経費
・学会発表及びコンテスト参加費
・研究発表会開催経費
③教育プログラムの運営支援
・専門家による講座及び講演会経費
・実験実習の運営経費
・オンライン教材の開発及び運用経費
・施設見学及び研修旅行費
メッセージ
「2040年に理工系技術者が100万人以上不足する一方、大卒の文系人材約30万人が職に就けない。」と言われています。我々はそんな中、「理系」を軸に次世代(小中高生)を育てています。
もちろん、上記の事情は日本全国の数字です。愛媛をはじめとする環瀬戸内地域では造船・紙・化学といった産業の集積地が多い一方、人口流出に歯止めがかからない現実があり、全国平均以上に人材不足が進むものと思われます。また、理系人材を必要とする業種は製造業や情報通信業にとどまりません。例えば、文系の就職先と思われる銀行でもシステムをはじめとして理系の需要は少なくありません。すなわち、地域間のみならず業種間でも理系人材の取り合いは苛烈なものになるものと予想されます。
このような状況のもとで我々は「次世代人材育成」に取り組んでいます。ご支援いただけないでしょうか?愛媛で育てた理系人材を愛媛で活躍させる、瀬戸内で育てた理系人材を瀬戸内で活躍させる、そんな仕組みを応援してください。よろしくお願いします。
愛媛大学理学部長
前原 常弘
愛媛大学次世代人材育成拠点では、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による愛媛大学ジュニアドクター育成塾や四国型次世代科学技術チャレンジプログラム(SHIN-GS)事業を通じて、地域の子どもたちが科学やテクノロジーと出会い、挑戦できる環境を築いてきました。これらの取組は全国有数の次世代科学技術人材育成モデルとして注目されており、理系分野へ進学・活躍する人材を着実に輩出しています。さらに、育成された人材が地域産業や教育現場へとつながることで、愛媛における人材の好循環も生まれつつあります。
すでにはじまっている人材の好循環を一過性のものにせず、持続可能な形で未来へつなぐため、「次世代人材育成基金」を創設しました。本基金は、児童生徒の研究活動支援や研究発表機会の創出、大学生メンターの育成などに活用されます。
私はこれまで、多くの子どもたちが挑戦する瞬間を見てきました。一人の挑戦が、次の世代の希望になります。この循環を途切れさせてはなりません。未来は、与えられるものではなく、ともに育てるものです。
「愛媛からはじまる人材の好循環を、次の世代へ。」
どうか、次世代の挑戦を支える力となってください。
愛媛大学次世代人材育成拠点
加藤 晶